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オリンピックで勝利の鐘はいつから使われてる?こめられた意味も解説

パリオリンピックで槍投げの北口榛花選手が金メダルをとった時に、鳴らしていた「勝利の鐘」。

とてもよかったですね。

喜びを爆発させていて、かっこよくて、感動しました。


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勝利の鐘は、金メダリストだけが鳴らすことを許される特別な鐘です。ノルマンディー地方で作られました。

 

この鐘を鳴らす瞬間は、選手も観客も感動でしょうね。

 

今日はこの勝利の鐘に込められている意味などについて解説していきます。

 

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勝利の鐘とは

陸上競技やラグビーの会場になっていた「スタッド・ド・フランス」に設置されていた勝利の鐘

どんなものなのか、まとめてみました。

いつから導入されたか?

勝利の鐘がオリンピックに導入されたのは、2024年のパリオリンピックからです。

鐘にパリの2024年のエンブレムが刻まれています。

鐘はどこで作られているか?

勝利の鐘はフランス北西部のノルマンディー地方、ヴィルデュー=レ=ポエル(Villedieu-les-Poêles)にあるコルニーユ=アヴァール鋳造所(Cornille Havard Bell Foundry)で作られました。

 

ノルマンディー地方には、中世から定住した鐘鋳造職人たちによって900年にわたって伝統が受け継がれています。

 

この鋳造所は1865年にアドルフ・アヴァールさんがヴィルデュー=レ=ポエルに工房を建設したのが始まり。

 

大聖堂に設置される鐘づくりをする職人たちは、伝統を受け継いで古くからの技と新しい音響技術を融合して、鐘を製造しています。

 

今はこの工房は観光地にもなっていて、一般公開されています。

 

実は、パリオリンピックで使われた勝利の鐘はノートルダム大聖堂の改装の一部。

つまり、この「勝利の鐘」は、ノートルダム大聖堂の鐘の一部として作られていたのです。

オリンピックの後、勝利の鐘はどうなるか?

パリオリンピックの後には、ノートルダム大聖堂の鐘楼の1つに吊り下げられる予定です。

 

2019年に発生したノートルダム大聖堂の火災は、本当に衝撃的でしたよね。

 

ノートルダム大聖堂にはメインベルに加えて、通常、2019年4月の火災で破壊された尖塔と屋根内に他の小さなベルがあります。

 

尖塔が修復されると、オリンピックの鐘は他の小さな鐘と一緒に吊るされることになっています。

 

これはパリオリンピックで鳴り響いた勝利の音が、今後永遠に聞けることになりますね。

 

ノートルダム大聖堂は2024年12月8日から一般公開を再開します。

 

鐘の音にオリンピックの思い出も響くようで、素敵ですね。

 

フランスに旅行する方は、ぜひノートルダム大聖堂に訪れてみてくださいね

勝利の鐘に込められた意味

金メダルを獲得した選手が「勝利の鐘」を鳴らす瞬間は、これまでの努力と掴んだ栄光を世界中に示す特別な瞬間です。

 

鐘の響きは、勝利の喜びと達成感を表していて、オリンピックの精神を体現していました。

 

また、ノートルダム大聖堂の鐘が使用されていることにより、この瞬間はさらに深い歴史的意味を持ちます。

 

鐘を鳴らす瞬間は、他の選手たちや観客にも強いインパクトを与え、オリンピックの歴史に新たな1ページを加えることになりました。

印象的だった勝利の鐘

 

北口榛花選手が打つ勝利の鐘の音色はもちろん、そのほかにも印象的だったのは、スウェーデンの男子棒高跳びのデュプランティス選手!

 

圧巻の世界新記録にはとてもワクワクしました。

 

勝利の鐘の音は金メダリストはもちろん、このフィールドで戦ったすべての選手たちへの感謝を込めた音にも聞こえます。

 

まとめ

今回はパリオリンピック2024で鳴り響いた「勝利の鐘」について、お伝えしてきました。

 

ノートルダム大聖堂は2024年12月8日から一般公開が始まります。

 

フランスに旅行することがあれば、ぜひノートルダム大聖堂に訪れてみたいと思いました。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!