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宇野昌磨選手が現役引退する理由は?これまでの活躍への感想

男子フィギュアスケートの世界で数々の記録を打ち立てた宇野昌磨選手が、2024年5月に現役引退を発表しました。

彼の引退は、日本だけではなく世界中のフィギュアスケートファンにとって、衝撃的なニュースでしたね(泣)

「26歳の若さで…」と思ったのですが、26歳といえばフィギュアスケートの世界では確かに熟練した方に入りますからね。

 

ところで、宇野昌磨選手がスケート靴を脱ぐ決断をした背景には、どのような思いがあったのでしょうか?

 

宇野選手といえば、2018年の平昌オリンピックで銀メダル、2022年の北京オリンピックで銅メダルを手にしました。また、世界選手権では2度の優勝を果たすなど、国内外の大舞台で常にトップクラスのパフォーマンスを見せてくれていました。

 

このブログでも度々、宇野昌磨選手のことを取り上げさせていただいていました。まだ見たかったという思いと、「お疲れ様でした」と両方の気持ちが混じり、複雑です。。。

公式な発言や具体的な引退の理由などについては、14日に予定されている記者会見での発表が待たれるところです。

今回は、宇野選手のこれまでの活躍と、現役引退を選んだ深い理由について考察していきます。

それでは一緒に見ていきましょう!

宇野昌磨選手のこれまでの活躍とハイライト

宇野昌磨選手は、その卓越した技術と感動的な演技で数多くのファンを釘付けにしてきました。

素晴らしいと思うのは、いろんなプログラムを演じていたこと。しかも、どれをとっても唯一無二のプログラムで自分流に染めていくのが素晴らしいと感じています。

このようなことからも宇野選手が他の選手たちに与え的た影響の大きさを改めて感じ取ることができるのではないでしょうか。

平昌オリンピック(2018)

2018年、韓国の平昌で開催された冬季オリンピックは、宇野選手にとって初めてのオリンピック。

 

男子シングルスケートでは、銀メダルを獲得するという快挙を成し遂げた彼の演技は、圧倒的な技術と表現力で観客を魅了しました。

 

【プログラム】

ショート:ヴァイオリン協奏曲集「四季」より協奏曲第4番「冬」第3楽章~第1楽章

フリー:​​歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

 

ともに振り付けは樋口美穂子先生でした。樋口先生はおしゃれで綺麗な方ですよね。

 

特にフリースケーティングは最初のジャンプで転倒してもその後がとても落ち着いていて、四回転ジャンプやトリプルアクセルも見事!

 

羽生結弦選手と一緒に表彰台に乗った姿は忘れられませんね。思いだしでもうるうるときます。

北京オリンピック(2022)

2022年の北京オリンピックでは、銅メダルを獲得しました。2回連続でメダルを獲得するのは凄いことですね。

【プログラム】

ショート:オーボエ協奏曲ニ短調より第2楽章

フリー:​​ボレロ

※振り付けはショートが宮本賢二氏、フリーがステファン・ランビエールコーチ。

鍵山優真選手やネイサン・チェン選手を称える姿も素晴らしかったですね。

全日本選手権

国内の試合では、全日本フィギュアスケート選手権で6度の優勝を飾り、国内トップスケーターとしての地位を確立。

羽生結弦選手と宇野昌磨選手がずーっと優勝をしてきた全日本選手権。来年からは様相が変わりますね。

世界選手権の2連覇

2022年と2023年の世界フィギュアスケート選手権ではともに優勝して、初の連覇を果たしました。2022年はフランスのモンペリエ、2023年は埼玉で行われましたね。いつも2位が多かったので、これらの勝利は、彼が世界トップクラスのスケーターであることを再確認させるものでした。

 

宇野昌磨選手の凄さは、ただ単に技術的に優れたスケーターであるだけでなく、プレッシャーの中でも最高のパフォーマンを発揮できることだと思います。

ステファン・ランビエールコーチに師事してからも、美しいスケーティングをはじめとした技術的な進化や芸術面での美しさを上達させられていたので、とても探究心のある方なのでしょうね。

現役を引退する理由

宇野昌磨選手の現役引退については、複数の要因が影響していることが考えられます。ここでは、彼の引退を決定づけたいくつかの重要な理由に焦点を当ててみましょう。

モチベーションの低下

宇野選手は以前から、羽生結弦選手やネイサン・チェン選手といった世界トップクラスのライバルたちとの競争を糧にしてきました。

しかし、羽生選手が引退、ネイサン・チェン選手は引退を表明こそしていないものの学業に専念して競技から離れています。

そのような中で、宇野選手自身のモチベーションの低下があったのではないでしょうか。トップレベルの競技争いで切磋琢磨する相手がいなくなることは、ぽっかりと穴が空いたような感覚になるでしょうから、大きな影響を受けたと考えられます。

新たな競技レベルの向上

2024年の世界選手権ではショートプログラムでトップに立ちながらも、イリア・マリニン選手や鍵山優真選手に負けてしまいました。

特に、イリア・マリニン選手の4Aなどの異次元な活躍には「もう太刀打ちできない」と打撃を受けたのではないかと思います。マリニン選手に明確な差をつけられたことが、自身の現在の競技力を再評価するきっかけになったと考えられますね。

特にマリニン選手のような若く才能あるスケーターが台頭してくる中で、「そろそろ引き際かもしれない」と引退を考える上で重要な要素となった可能性があります。

新しい次のステージへ

プロスケーター以外にもどんなことをされるのか楽しみですね。

フィギュアスケートの解説やレポーターで、登場しそうですよね。いずれにしても、宇野選手にたくさんの幸せが訪れますように、これからも応援したいと思います。

宇野昌磨選手への感想

個人的には宇野選手の素敵な演技はもちろんのこと、コメントを聞くのがいつも楽しみでした。

自分の状態を俯瞰しているコメントが面白く感じることもあったり、「この子頭いいな」と感じたり。。。なかなか自分の感じていることを言葉にするのは難しいので、とても自分自身と繋がっているのを感じました。

 

一番印象に残っている言葉は「自分が見たいと思える演技がしたい」ですね。家族やファンなど誰かのためにも演じているのでしょうが、どこまでも自分の本心と繋がっているところが宇野選手らしいと思いました。

 

今シーズンは「自己満足」というテーマを掲げていましたので、そろそろ引退するのかなと思っていましたが、いざ引退してしまうとなると本当に残念です。それにしても、21年間も競技生活を続けられることがもう凄いですね。

 

これまで、宇野選手の演技にはいつも心を動かされていたので、これからはアイスショーなどのスケートを楽しもうと思います。

まとめ

今回は、宇野昌磨選手の現役引退はの理由やこれまでの活躍について探ってきました。

彼の技術的な貢献、特に四回転ジャンプの普及や静かで美しいスケーティング技術は、後輩スケーターたちにも影響を与え続けるでしょう。

宇野昌磨選手と羽生結弦選手によって築かれた日本男子フィギュアスケートの地位は、これからの若手スケーターたちに守られていくといいですね。

宇野選手の引退がフィギュアスケート界に与える影響は計り知れませんが、彼の遺した技術や考え方は、これからも多くのスケーターに受け継がれていくので、楽しみですね。

今日もお読みくださり、ありがとうございました!