第105回全国高校野球選手権大会が始まりましたーーー!!
初戦から熱い戦いが行われていますね。
注目のカードは、3回戦の名門対決の浦和学院(埼玉)vs仙台育英(宮城)
このような強いチームを目にすると...
「強いチームの監督さんはどんな指導方針で指導してるの?」
「名将と呼ばれる監督さんって、選手とどんな接し方をしてるの?」
と思う方も多いのではないでしょうか。
とくに、仙台育英高校の須江航(すえわたる)監督は昨年の甲子園の優勝インタビュー「青春って、すごく蜜なので...」という言葉でいちやく時の人になりました。
そんな名将・須江航監督が大事にされていることについて、名言とともにご紹介していきます!
それでは一緒にみていきましょう!
須江航監督の指導スタイル
須江航監督のスタイルは指導者であるけれど、選手とともに歩むパートナーという位置づけでいると感じました。
監督自身が選手の気持ちを丁寧に理解して、一人ひとりの選手が自分の能力を最大限に発揮できる環境を整えることを大事にしています。
1対1のコミュニケーションを大事にする
大切なのは1対1のコミュニケーション。
面談の第1声は「どう?」。
「はい」「いいえ」で答えられない問いかけだからこそ、選手の雰囲気や気持ちをくみとりやすい。
「~についてどう思う?」と対象を決めていない問いかけなので、答える方もそのときの自分の状態を伝えやすいですね。
そのとき、出てきた言葉が選手が困っていることや心につかえていることだったりするのだそうです。
これは日常生活で使えるコツですね。私も人と交流するときに、使ってみようと思いました。
心をちかくあること
チームが機能するために、須江航監督が心がけているのは「心をちかくあること」。
高校時代は感受性が強い時期なので、プレッシャーやストレス、悔しさといった感情をうまくコントロールできない子も多い。
選手と接するときには、想像力をはたらかせて、選手の思いを想像して、ストレスを抱え込まないような伝え方を心がけているそうです。
思考の交通整理をする
今の時代は、生徒が憧れの選手の投げ方や打ち方など、Youtubeで自由に見ることができますよね。
そんな時代だからこそ、自分の成長に必要な情報は何なのかを考えさせたり、適切なアドバイスをしたりするのが監督の役目と考えています。
それこそが思考の交通整理なのです。
勝利至上主義ではなく勝利主義
成果ではなく、過程に向き合うのが須江監督のモットー。
勝つことは大事だけれど、勝ちさえすればいいという考えではないようです。
座右の銘は「人生は敗者復活戦」
須江航監督の座右の銘は「人生は敗者復活戦」。
ダメだったとき、負けたときから何かが始まっている...そんなことに気付いてから、
甲子園にあてはめても、すべて勝つのは優勝したチームだけ。それ以外のチームは負けを味わっていることになります。
でも、人生は負けたところから始まる…須江監督はそのような考え方をしているところが本当に親近感の持てる監督さんだなと感じます。
須江航監督のプロフィール
須江航監督の簡単なプロフィールです。
- 生年月日 1983年4月9日
- 出身地 埼玉県さいたま市
- 出身高校 仙台育英高等学校
- 出身大学 八戸大学
- 職業 情報科の教諭
- 野球の指導者歴 秀光中等教育学校、仙台育英高等学校
- 甲子園での成績 春は出場3回(4勝2敗)、夏は3回(8勝2敗 優勝1回)
高校時代にマネージャー兼学生コーチをした経験が今に生きる。
まとめ
今回は仙台育英高等学校の須江航監督の指導スタイルについて、お伝えしてきました。
須江監督は監督は指導者でありながら、選手にとってパートナー的存在という考えのもとで、丁寧に選手に接している方です。
丁寧な指導が功を奏して、強いチームが出来上がっているのを感じました。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。