11月25日(金)から始まったフィギュアスケートグランプリシリーズ第6戦フィンランド大会の女子シングルで三原舞依選手が優勝しました!第4戦イギリス大会(MKジョン・ウィルソン杯2022に続いて、見事な2連勝!
病気で出られなかった時期もあったりして、苦難を乗り越えてきただけに、とっても感動しました。これで、初めてのグランプリファイナルの進出も決まり、よかった!
今回は三原真舞依選手の2022-2023シーズンのフリースケーティングの曲目についてご紹介していきます。
三原舞依選手のフリースケーティングの曲は「恋は魔術師」
三原舞依選手のスケートを見ると、本当に幸せな気持ちになります♪
三原舞依選手が2022-2023シーズンのフリースケーティングで使用する曲は、「恋は魔術師(El Amor Brujo )」です。
スペインのマヌエル・デ・ファリャが作曲。
もともとは歌入りのフラメンコ曲として、オーケストラで演奏されていましたが、13曲からなるバレエ音楽に改訂しました。
三原舞依選手のフリースケーティングでは「恋は魔術師」のなかから、「火祭りの踊り(Danza ritual del fuego)」「パントマイム(Pantomima)」が使用されています。
振付師はデヴィッド・ウィルソン。
三原舞依選手の赤い衣装も、情熱的でフラメンコっぽいですよね。
次に、舞依ちゃんがどんな役どころを演じているのかをご紹介します。
「恋は魔術師」のあらすじ
「恋は魔術師」はジプシーの娘カンデーラの物語。
舞依ちゃんが演じるのはこのカンデーラです。
カンデーラは元夫の亡霊に苦しめられていました。そこで、ジプシーの女友達にたのみ、「火祭りの踊り」(除霊の儀式)を行ってもらいます。
元夫はたいそうな浮気者。きれいな女友達たちが焚火を囲んで踊りだすと、夫の亡霊も一緒になって踊りだします。
ところが、娘たちの踊りのスピードが速くなって、最高潮に達したころ、亡霊は火の中に飲み込まれ、そのまま消えていきました。その後、カンデーラに亡霊がまとわりつくことはありませんでした。
そして、ついにカンデーラは恋人カルメロと結れたというストーリーです。ハッピーエンドで優勝を飾った三原舞依選手にはぴったり!
浅田真央さんもかつて「恋は魔術師」を演じた
三原舞依選手がスケートを始めたきっかけは、浅田真央さん。
そんな憧れの浅田真央さんも「恋は魔術師」を使用したことがあります。そんな思いも選曲の裏にはあるのかもしれませんね。
浅田真央さんは2016-2017シーズンのショートプログラムとフリープログラムで「恋は魔術師」を使用しました。ショートとフリーで一つの物語を完結したプログラムです。
編曲の仕方も違うので、三原舞依選手の「恋は魔術師」とはまた違った感じです。
まとめ
今回は三原舞依選手の2022-2023シーズンのフリースケーティングの曲目について、ご紹介してきました。
- 三原舞依選手のフリースケーティングの曲目はバレエ音楽「恋は魔術師」。
- 赤い衣装はフラメンコをイメージしている。
- 三原選手が憧れている浅田真央さんも2016-2017シーズンのショート&フリーで「恋は魔術師」を使用しました。
12月8日に開幕するグランプリファイナルが今から楽しみでなりません。応援しましょう!
今日もお読みくださり、ありがとうございます!