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パリ五輪マスコットの名前「フリージュ」の由来は?デザインに込められた意味も!

パリオリンピック2024の公式マスコットの名前はフリージュ(Phryge)」。

フランスの国旗を思わせるトリコロールカラーが印象的ですね!

今回はオリンピック、パラリンピックともに同じマスコットが使われることで注目されています。

 

フリージュの姿は、デザインと名前の背景にはフランスの歴史が大きく関係しています

今回はフリージュという名前の由来やデザインに込められた意味を解説していきます!

 

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それでは、一緒に見ていきましょう!

フリージュのデザイン

引用画像:Olympics.com

フリージュのデザインにはフランスの伝統や誇りが表れています。

  • 赤い三角形の形状
  • トリコロール(赤・青・白)リボンのまつげ
  • 全身がトリコロール

上の画像の左側がオリンピック・フリージュ、右側がパラリンピック・フリージュです。

トリコロールの意味

【トリコロールの意味】
⚫︎青:自由
⚫︎白:平等
⚫︎赤:博愛

私はフリージュのまつ毛のトリコロールリボンに、デザイナーのこだわりを感じます!

フリージュの意味すること

パリオリンピックでは初めてオリンピック・パラリンピックで同じマスコットを使用することになりました。

 

そこには、「ひとりだとしても速く行ける。でも一緒ならもっと遠くへ行ける」という意味が込められています。

フリージュの名前は「フリジア帽」

フリージュの名前はフリジア帽に由来しています。

この赤い三角帽がまさにフリジア帽です。

フリジア帽って?

フリジア帽は、古代フリギア地方(現在のトルコに位置する)で起源を持つ帽子です。

 

この帽子は、古代ローマ時代には奴隷から解放された人々が自由の象徴として被るものでした。

フランス革命の際には、フランスの革命家の間で自由を求めて、この古代の象徴が再び注目を浴びるようになったのです。

フランス革命と自由の象徴

フリジア帽は、フランス革命の象徴的なアイテムの一つ

この帽子は、自由と解放の象徴として、革命家たちが誇りを持って身に着けたものであり、彼らの信念を表現する重要なアイテムでした。

切手や硬貨にも使用

フリジア帽はフランスの切手や硬貨などのデザインにも描かれてきました。

フランスでは身近なモチーフなんですね。

フリジア帽と芸術との関連性

フリジア帽は芸術家たちの間でも、自由のシンボルとして、作品の中で描かれてきました。

絵画の中のフリジア帽

代表的な作品は、フランスの有名な画家ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)による『民衆を導く自由の女神』です

 

この絵画は、1830年のフランス7月革命をテーマとして描かれました。

 

これは誰もがどこかで見たことのある作品ですよね。

 

マリアンヌ(マリーとアンヌという女性の名前を合わせた造語で自由の女神を示す)がフランス国旗を右手に掲げ、フリジア帽を被って民衆を導く姿が印象的です。

 

マリアンヌは実在する人物ではないですが、この絵画に描かれたフリジア帽は、自由と革命の象徴として、フリージュのデザインに大きな影響を与えています

どこに展示されている作品か?

『民衆を導く自由の女神』は、パリのルーヴル美術館に展示されています。

世界3代美術館の一つ。

この作品はミロのヴィーナスやモナリザと並んで、ルーブル美術館に行ったら、絶対に見ておきたい代表作品の一つです。

 

ルーブル美術館には35000点以上の作品が展示されています。


 

 

まとめ

今回はパリオリンピック・パラリンピックの公式マスコット「フリージュ」について、名前の由来やデザインに込められた意味などをお伝えしてきました。

 

フリージュはフランスの歴史と文化を象徴するキャラクターです。

 

観戦ガイドを用意して、パリオリンピック・パラリンピックではあなたの推しの選手を応援しましょう!

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!