2023年6月13日(火)、セ・パ交流戦の中日対ロッテ戦で、中日ドラゴンズの髙橋宏斗投手がプロ初完封・完投勝利を達成しました!
味方の援護がありチームも6月8日以来の勝利。この試合は7-0でロッテに勝ちました!
今シーズンはなかなか味方に援護してもらえなくて、6敗してたんですよね。ここにきてよかったですよね。
ドラゴンスファンとしては、とてもうれしいです!
髙橋宏斗投手といえば、WBCに最年少で選出され、年齢制限でシャンパンファイトに参加できなかった...というエピソードが有名。
そうです、まだ20歳なんですよね。
今回は高橋宏斗投手の完封試合について、彼の何が凄いのかを解説していきます。
【この記事を読むとわかること】
・初完封・初完投試合の展開
・20歳で完封勝利は難しいことなのか。
・高橋宏斗投手はどのくらい凄いのか?
それでは、一緒に行ってみましょう。
プロ3年目にして初完封勝利
一人のピッチャーが完投するには、体力や持久力だけでなく、精神力も影響しますよね。
相手打者との駆け引きを続けながら、自分のベストパフォーマンスを維持し続けることは相当なエネルギーを必要とします。
髙橋宏斗投手はこの試合で9回を投げ、5安打、9奪三振で無失点。
投げた球数は125球、四球は2つでした。
攻撃面では、以下のような流れ。
【2回裏】
中日は福永裕基(ひろき)が出塁してから盗塁をしました。
その後に続く木下拓哉のタイムリーヒットで先制点!
【4回裏】
福永裕基がレフト線を越える二塁打を打って、見事に2点を追加しました。
【6回裏】
細川成也が7号2ランホームラン、ダヤン・ビシエドが2号ソロホームランを打ちました。この回だけで3点追加!
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ビシエドは日米通算200号目のホームランです!!
【8回裏】
2死二塁から龍空が左中間に二塁打を打ちましたー!
すさまじい猛攻撃です。残りのシーズンもこんな感じで挽回してもらいたいところ。
20歳で完封勝利は難しいことなのか?
#dragons #髙橋宏斗 #ONEBLUE pic.twitter.com/P9gAwhzAod
— 中日ドラゴンズ公式🐨 (@DragonsOfficial) June 14, 2023
さて、宏斗くんの20歳9か月にして初完投・初完封勝利というのは、どのくらい難しいことなのでしょうか?
実際、最近のプロ野球で20歳にして完投・完封勝利をした選手は、佐々木朗希選手(20歳5か月:2022年4月、完投・完封試合、完全試合→プロ野球史上蓮の快挙)!
これだけでも相当快挙だということがわかります。
2023年度で20代前半の投手で完封試合をしている方はこちら。
- 戸郷翔征(巨人)
- 村上頌樹(阪神)
- 東克樹(DeNA)
- 才木浩人(阪神)
髙橋宏斗投手のピッチングスタイル
髙橋宏斗選手のピッチングスタイルについてご紹介します。
球種
- ストレート(最速158km/h)
- カットボール
- スプリット
- ツーシーム
- スライダー
- カーブ
- シュート
ストレートはキレキレで、中日ドラゴンスの選手の中では一番早いです。
投球ホーム
髙橋宏斗選手の投球ホームの特徴は、テイクバック(投げるときに腕を後ろに引く動きのこと)が小さく、腕を振るスピードが速いこと。
このフォームのおかげで、投球にスピードと動きを加わって、バッターを惑わせるようになっています。
腕を降るスピードが速いことは、速い球を投げるのに重要なポイントです。
WBCの決勝戦に登板
WBCの決勝戦日本vsアメリカ戦では、3番目のピッチャーとして5回に登板しました!
ちなみに、今永昇太→戸郷翔征→髙橋宏斗→伊藤大海→大勢→ダルビッシュ→大谷翔平、の投手リレーでしたよね。
この大舞台で大抜擢されることが彼のすごさを物語っているのではないでしょうか。
栗山英樹監督は「回が後ろに行けば行くほど、ピッチャーはプレッシャーがかかってくる。最後はあの二人(ダルビッシュと大谷)しかいないと思った」とある番組でお話しされていました。
8,9回ではないとはいえ、決勝の大舞台でアメリカの上位打線を堂々と抑えたことがすごいです。
ちなみに、この決勝戦はAmzon Prineビデオチャンネルで観られます♪
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まとめ
今回は高橋宏斗投手の完封・完投試合について、お伝えしてきました。
今年の残りのシーズンも、髙橋宏斗選手の活躍に期待しましょう!
今日もお読みくださり、ありがとうございます。