パリオリンピックでも脚光を浴びているのが「新怪物」とも呼ばれている、レオン・マルシャン(Léon Marchand)選手。
200mバタフライなど注目されています。
そんなレオン・マルシャン選手について
「この驚異的な強さは何なの?」
「どんなトレーニングしてるの?」
「こんなに素晴らしい結果を残せるなんて、どんなコーチがついてるんだろう」
と思った方も多いのではないでしょうか。
現在、レオン・マルシャン選手のコーチを務める方がボブ・ボウマン(Bob Bowman)氏。金メダリストを多く輩出してきた名コーチです。
今日はレオン・マルシャン選手の凄腕コーチについて、お伝えしていきます。
レオン・シャルマンのコーチはボブ・ボウマン
レオン・シャルマン選手のコーチであるボブ・ボウマン氏とは、一体どんな方なのでしょうか?
一緒みていきましょう!
ボブ・ボウマン氏のプロフィール
- 生年月日 1965年4月6日
- 出身地 アメリカ・サウスカロライナ州コロンビア
- 学歴 フロリダ州立大学で心理学を学ぶ
- 経歴
1996~2004年 ノースボルチモアアクアティッククラブ(NBAC)のコーチ
2004年 オリンピックのアメリカチームのアシスタントコーチ
2005~2008年 ミシガン大学の男子ミシガンウルヴァリンズの水泳のヘッドコーチ
2008~20015年 ノースボルチモアアクアティック(NBAC)のCEO&ヘッドコーチ
2016年 オリンピックのアメリカ男子チームのヘッドコーチ
2015年~現在 アリゾナ州立大学サンデビルズの水泳コーチ
マイケル・フェルプスと同じコーチ
世界水泳2023の400m個人メドレーでマルシャン選手は、長い間破られてこなかったマイケル・フェルプスの世界記録を超えました。
実は!
このマイケル・フェルプス選手のコーチもボブ・ボウマン氏だったのです。
マイケル・フェルプスといえば、オリンピックで金メダルを23個もとったトップ選手!!銀メダルや銅メダルも入れれば、とったメダルの数は28個にも!
リオデジャネイロオリンピックで引退するまで、史上最も成功した水泳選手といわれています。
そんな彼を11歳のころからコーチを担当しました。才能を見出し、メダルがとれる選手に導いていくコーチング技術はどんなものなのか、気になりますね。
目標の達成に必要なメンタルの育成
こちらにボブ・ボウマン氏とマイケル・フェルプスの対談があります。
この動画を見ると、「勝つためのメンタル」を身に付けているからこそ、本番で力を発揮できるのだと実感します。
この動画の中で結果を出すのに必要だと思った考え方は...
「トレーニングで自分を切り離すほど、試合でより自分を切り離すことに繋がる」
「日々のトレーニングの中で、まだ誰もやったことも、達成したこともないことを基礎として継続的に行うのだ」
実際に、世界新記録よりも速いタイムを設定して練習することもありました。それが普段の自分から切り離すことなのですね。
著書『君もチャンピョンになれる』
ボブ・ボウマン氏のコーチの手腕についてまとめた著作が『君もチャンピョンになれる』。
マイケル・フェルプス以外にも43人の選手が世界記録を樹立。そこには、あるメソッドが存在します。
マルシャン選手を育てるときにも、こうした考え方を大事にしていたのでしょうね。
「目標を達成したいけれど、どうしたらいいのか」を知りたい方にもおすすめの本です。
どんなことが書かれている本なのかを少しご紹介しますね♪
- 「何」をめざせば、チャンピオンになれるのか?
- 自分が実現したい明確な「ビジョン」を持つ
- 成し遂げる人はみな「オールイン姿勢」を備えている
- 大きな目標のためにあえて「リスク」を負う
- 「ゲームプラン」があればゴールまで迷わない
- 「毎日」進みつづける努力を欠かさない
- 「チーム」のサポートなくして個人の成功はない
- 情熱に火をつける「モチベーション」の保ち方
- さらなる高みに行くには「逆風」が必要
- いざというときの「自信」が決定力になる
- 「祝う」ことで新しいビジョンが見えてくる
見出しをみると、スポーツだけではなく、いろんな分野に応用できそうな考え方です。
まとめ
今回は「怪物ぶり」を発揮しているレオン・マルシャン選手のコーチは誰なのかについて、お伝えしてきました。
- マルシャン選手のコーチがマイケル・フェリプス選手と同じコーチ。
- 目標の達成には、メンタルの育成も大事。
- 主著は『君もチャンピョンになれる』
今日もお読みくださり、ありがとうございます♪