2024-2025シーズンの鍵山優真選手のフリースケーティングの使用曲をご紹介します!
『FS Life Extra 北京オリンピック2022』鍵山優真選手の元コーチ・佐藤操先生のインタビューも大好評です! ローリー・ニコル氏のリクエストに応えるべく師弟で特訓するエピソードや、鍵山選手の愛らしくもたのもしい素顔など、楽しいお話がいっぱいです🥰 pic.twitter.com/wGKbkEqNBn
— フィギュアスケートLife (@fskating_Life) March 10, 2022
イメージはフラメンコ!
こちらの2つの曲をミックスして作られたプログラムです🎵
日本語表記ー英語表記の順に書きますね。
・アメクサーAmekusa(District 78 Remix) by taalbi Brothers
・ギター小協奏曲イ短調作品第2楽章ロマンスーRomanza from Concertino for Guiter & Orchestra in A Minor,OP.72
by Karin Schaupp,Salvador Bacarisse
ギターの音がいいですね。
それでは一緒に見ていきましょう!
アメクサ
Amekusa(District 78 Remix) byTaalbi Brothers
アメクサはダルビ兄弟(Taalbi Brothers)の曲です。
アメリカ・ウィスコンシン州マディソン出身の兄弟デュオ。
Bronson TaalbiとPreston Taalbiの兄弟コンビです。
アメクサはギターの音が渋く、きれいに響く曲ですね!
彼らの音楽はハードコアパンク、アメリカンフォーク、地中海スタイルのギター演奏など、いろんなジャンルの音楽から影響を受けているのが特徴。
これらをうまくミックスさせてるんですね。
ギター小協奏曲第2楽章ロマンス
Romanza from Concertino for Guiter & Orchestra in A Minor,OP.72
by Karin Schaupp,Salvador Bacarisse
スペイン作曲家サルバドール・バカリッセ(Salvador Bacarisse)の曲。
ギター演奏はドイツ生まれでオーストラリアで活躍するカリン・シャウプ(Karin Schaupp)。
隠れた名曲と思います。
ギターというと哀愁を帯びた雰囲気があるけれど、この曲は洗練された綺麗さを感じる曲でした。
カリン・シャウプさんのこちらのアルバムに収録されています🎵
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振付はローリー・ニコル氏
2024-2025シーズンもフリーはローリー・ニコル(Lori Nichol)氏が振付を担当しています。
鍵山優真選手とタッグを組んで、今年で4年目。
年々、スケーティングが美しくなっているのは、ローリーさんの影響が大きいのだろうなと感じます。
思い入れのあギター小協奏曲
ローリー・ニコル氏が脚光を浴びるきっかけとなったのはミシェル・クワンの振付を担当してたときでした。
遡ること、30年ほど前の1995-1996シーズンです。
ローリー・ニコル氏はミシェル・クワンの振付を担当しました。
フリーのオペラ曲の「サロメ」のプログラムが評価されて、一躍名を轟かせることになったのです。
実はこの時ミシェル・クワンがショートプログラムで使用したのが「Romanza」という曲。
そう、今回の鍵山選手が使用する「ギター小協奏曲第2楽章ロマンス」と同じ曲です。
ミシェル・クワンはこのシーズン世界選手権を制覇しました。
新しい曲をどんどん開拓して新しい世界を生み出すのもありですが、このようにご自身の原点に遡って、思い入れのある曲を使用するのはとても意味のあることですね!
今シーズンは山本草太選手、友野一希選手、渡辺倫果選手、島田麻央選手などローリーさんに依頼した日本人選手が多いので、比較も楽しいですね!
まとめ
今回は鍵山優真選手の2024-2025シーズンのフリースケーティングの曲についてご紹介してきました。
- フリーの曲は2曲(「アメクサ」と「ギター小協奏曲第2楽章ロマンス」)を繋げている
- 2曲ともギターの音が美しい。
- 振付師はローリー・ニコル氏
今日もお読みくださり、ありがとうございました。