グランプリ・ファイナル2023の男子シングルは史上まれにみる熾烈な争いになりそうですね。
中でも、ダークホース的な存在がフランス代表のアダム・シャオ・イム・ファ(Adam Siao Him Fa)選手。
今までがあまり本領を発揮できていなかった、、、といったほうが正しいのかもしれませんが。
今日はアダム・シャオ・イム・ファ(Adam Siao Him Fa)のフリースケーティングのプログラム使用曲について、お伝えしていきます。
【フリースケーティング曲】
Departure (Home) (by Max Richter)
Mercy (by Max Richter)
Refuge (by Power-Haus, Ros Stephen)
それでは、一緒に見ていきましょう。
2023-2024のFSの曲
アダム・シャオ・イム・ファ(Adam Siao Him Fa)選手のFSの曲は、3曲を組み合わせています。
Departure (Home)
Mercy
Refuge
マックス・リヒターの曲
最初の2曲「Departure (Home)」「Mercy」はドイツの作曲家、マックス・リヒターの曲。
彼は映画やドラマの音楽を作曲することで知られ、クラシック音楽とエレクトロニクスをうまく融合した音楽です。
「Departure (Home)」は「the leftovers」というアルバムに収録されています。
これはSFテレビドラマ「LEFTOVERS/残された世界」という謎のカルト集団が台頭する様子を描いたドラマのサウンドトラック。
「Mercy」が収録されているのは、2020年にリリースされた「Voices(ヴォイシス)」というアルバム。
Mercyはノルウェーのバイオリニストのマリ・サミュエルソン(Mari Silje Samuelsen)が演奏しています。
ちなみに、こちらは世界人権宣言からインスピレーションを得て、作られたアルバムです。世界人権宣言が歌っているのは未来の世界。よい未来をつかみ取ろうよ…という意味がこめられているのかもしれませんね。
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Power-Haus&Ros Stephenの曲
Power-Haus&Ros Stephen(パワーハウスとロス・スティーブン)の曲です。
ミステリアスな曲調。このようななじみのない曲のほうが、観客が曲の世界に引きずり込まれないのでよいと思いました。
振付はブノワ・リショー氏
振付はショートプログラムと同じく、フランスのブノワ・リショー氏。
もともとはフランス代表のアイスダンスの選手でした。21歳で現役引退され、その後はバーテンダーになりました。
その後も、映画関係や音楽関係の仕事をするうちに、あるときラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手の振付を担当したことをきっかけに、振付師の道へ。
振付師としては、斬新なプログラムが特徴的です。それは、振付師にたどり着くまでの間のちょっと異質な経歴が影響しているのではないでしょうか。
実際、このような信念をお持ちのようです。
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私の仕事の主な概念は、フィギュアスケートの改革、変えること、新しい何かより良いものをもたらすことです。過去になされたことと同じことをしながら、自分の仕事を考案することはできません。ある仕事をするとき、何か好きなことをするとき、前を向くことが強いられます。そして何かをもたらそうと思うことが強いられる。私の中でそれは強迫観念であり、欲望なんです。何かをもたらすことはとても大事なこと。私のスケーターたちはしばしばそれを欲しています。意図として、規則(ルール)を変えること、新しい何かをもたらすこと。我々は将来より多くのことをするでしょう。私には他にもたくさんアイデアがあるよ。
引用元:NIKKAN SPORTS PREMIUM
まとめ
今日はアダム・シャオ・イム・ファ(Adam Siao Him Fa)の2023-2024シーズンのフリースケーティングの使用曲について、お伝えしてきました。
【フリースケーティングの曲】
Departure (Home)
Mercy
Refuge
引き続き、アダム・シャオ・イム・ファ選手をを応援しましょう!
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今日もお読みくださり、ありがとうございます!